11月11日(土)、日本設計工学会関西支部 「平成29年度研究発表講演会」において、特別講演を担当させていただきました。
会場は大阪電気通信大学 寝屋川キャンパス。ここは京阪電車 寝屋川駅前という、とても交通の便の良い場所にあります。
一般の研究発表は28件ありましたが、私が担当した特別講演はお昼時の13時からの1時間でした。数ヶ月前に講演のお話を頂戴していましたが、とうとうこの日がやってきたという思いです。
聴講される方は同学会員ですから、当然のごとく工学的な知識は相当にお持ちの先生や学生さんがほとんどです。聴講の過半数が大学生になると予想されたので、これから社会に出て活躍される若い方々に興味を持って貰えるテーマを用意しました。
当日のテーマは「カタチを表現する技術と教育」
前半は敢えて最新技術の話は避け、これまで弊社が関わってきたローテクな業務内容について話しました。その後、学生さん方も気になるであろう資格・検定などの紹介。そして、弊社の教育活動などを話して前半のスライドが終了。
講演の後半は、今回事前にリクエストのあったFusion 360の紹介と実演を行いました。参加者のうち、およそ30%程度の方がこのソフトに触った経験があるようです。
始めてFusion 360を見た人にとって、それまでの製造系3次元CADとは違った操作は新鮮に映ったことだろうと思います。中でもスカルプトモデリングについては、このソフトの最大の特徴のひとつであり、しっかりとご覧いただけたことでしょう。
夜の懇親会では、実際にFusion 360を使っている先生方の具体的なお話も聞け、それまで気づかなかった問題について貴重な意見をいただくことができました。