AutoCAD-3D 自動調整サーフェスで作成したらせんの形状変更

3Dデータ作成/3Dプリント

一般的な産業用途として、AutoCADの3D機能を使ったモデルは、3Dソリッド3Dサーフェスのどちらかを用いることになります。

ソリッドとサーフェスのどちらを使ったほうがよいかは、業務の目的や形状に応じて適切に選択する必要があります。

サーフェスのスイープコマンドを使った場合のメリットを紹介いたします。

For typical industrial applications, models using AutoCAD’s 3D capabilities will be either 3D solids or 3D surfaces.
The choice of whether to use solids or surfaces should be made appropriately based on the purpose of the job and the geometry.
Here are the advantages of using the sweep command for surfaces.

(1)スイープコマンドで使用されたパス曲線が削除されないように、システム変数 delobj0 に設定しておきます。

(2)ホームタブ>作成パネル>らせんコマンドを実行します。

(3)底面半径=10、上面半径=10、高さ=50となるらせんを作成します。

(4)任意の位置に半径2の円を作成します。

(5)サーフェスタブ>作成パネル>自動調整をオンにします。

(6)サーフェスタブ>作成パネル>スイープコマンドを実行します。

(7)スイープするオブジェクトを選択 :円をクリック。スイープのパスを選択:らせんをクリック。

(8)サーフェス(スイープ)が作成されます。

(9)選択の循環をオンにし、先に描いたらせんを選択します。

(10)プロパティから、高さ、回転数、旋回数、底面半径、上面半径の値を変更します。

(11)サーフェス(スイープ)の形状が変化します。

(12)サーフェス選択を解除し、スイープで使用した半径2の円をクリックします。

(13)プロパティから半径を1に変更します。

(14)サーフェス(スイープ)が半径1のらせんに修正されます。

※ソリッドのスイープではこのような修正に対応できません。

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