AutoCAD LTは2次元製図で利用されることが多いと思いますが、3次元CADで作成された3Dモデルを表示したい場合があります。
実際の業務でAutoCAD(レギュラー版)を使って3Dモデルを作成することがありましたが、納品先のお客様から「3DデータをAutoCAD LTで表示するにはどうすればよいか?」というご質問をいただきました。
さらにAutoCAD LTに読み込んだ3Dモデルを、単にひとつの方向から表示させるのではなく、様々な角度から確認したい場合もあります。今回はその方法のひとつをご紹介します。
(1)AutoCAD LTで3DモデルのDWGファイルを開きます。
(2)コマンドラインに ddview <Enter>
(3)[ビュー管理]ダイアログボックスが表示されます。
(4)[ビュー]リストから「南西アイソメビュー」を選択し、[現在に設定]ボタンをクリック。
(5)[適用]ボタンをクリック。
(6)X軸の正の方角を「東」、Y軸の正の方角を「北」とした場合の「南西」の方角から見下ろした状態で3Dモデルが表示されます。「アイソメビュー」ですので、等角投影図に相当し、X-Y平面に対する見下ろし角度は35度16分です。
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10月中旬、岡山県内の製造メーカー様にて、AutoCADの基礎出張研修を実施いたしました。 同社には先の7月に少人数での個別講座を受講いただいていましたが 他の多くの社員様も受講をご希望でしたので、出張にて研修をいたしました。 ◇AutoC...