AutoCADにおける3Dモデリング手順

3Dデータ作成/3Dプリント

AutoCADの機能限定版であったAutoCAD LTは2021年6月で販売が終了しています。

現在、3Dモデリングが可能なAutoCAD(レギュラー版)へ移行が進みつつあります。

AutoCAD LTと同じ価格で、フルスペックのAutoCADが使用できるのはとても魅力的です。

既に3DCADを導入済みの企業はともかく、これまで2D図面作成用としてAutoCADを利用してきた企業にとっては、3Dに取り組む良いきっかけになりそうです。

本格的な3Dモデリングは、やはり業種に応じた3DCADの方が効率が良いのは間違いありません。

但し本格的な3DCADは導入コストもそれなりにかかる為、事前の検証が必要です。

ひとまず、既に導入済みのAutoCADを使って、自社業務の3D化にトライしてみてはどうでしょうか。

ヒストリー機能を持たないAutoCADの3D機能では、モデリングの方法が一般の3DCADとは異なるアプローチが必要となります。

AutoCADは2DCADとして利用しているユーザーが圧倒的に多いためか、3Dモデリングに関する情報は意外に少ないようです。

AutoCADでは3Dモデリングに取り掛かる前に「座標系の取扱い」について理解を深めておく必要があると考えています。

3DCADでは、3D空間上で2D形状を作成する為の平面(作業平面)が容易に設定できるようになっていますが、AutoCADでは同様の機能はありません。

その代わりの機能として、UCS(ユーザー座標系)の設定で対応することになります。

3DCADとは作成手順が異なる AutoCAD独特のモデリング例

弊社は、JAVC(日本ビジュアルコミュニケーション協会)関西支部としても活動も行っています。

下記のオンラインセミナーを開催いたしますので、ご興味がある方は是非ご参加いただければ幸いです。

2022年2月26日(土)
AutoCADユーザーのための3Dモデリング&2D図面入門

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