アメブロでも書きましたが、7月8日~9日に開催されている、メイカーズバザール大阪に行ってきました。
弊社は Autodesk Authorized Training Center: オートデスク認定トレーニングセンター としてCADCIL(キャドシル)というCADスクールを運営しています。
その関係もあって、オートデスク社が出展しているFusion 360ブースで初日だけお手伝いです。
出展者も多く、大盛況のイベントでした。
ローカルなイベントでしたので、各ブースとも手作り感満載で、とても親しみやすい展示ばかり。
子供も参加できるワークショップも多数あり、家族連ればかりかと思いきや、エレクトロニクス業界の方、いわゆるプロな人達も大勢来場されていました。
当ブースに訪れてくださった方々とも様々なお話をさせていただきました。
電機メーカー、自動車メーカーをはじめ、製造業で実際にCADを使ってお仕事をされている方も多くいらっしゃいました。
なので、Fusin 360 を
- 知っている
- 123Dからの切り替えるつもり
- インストールしてみた
- 実際に触っている
- 仕事で使っている
という方の比率も高かったように感じます。
そんな中、特に大手製造メーカー社員さんのお悩みで多かったのは
Fusion 360の良さは理解でき、業務でも使いたいのだが・・・
- 基幹業務ではCATIA、Solidworks、Inventorなどが既に導入されている。
- セキュリティの関係でネットに接続できない
- クラウド上で動作させることへの抵抗
というお話を伺うことができました。
一方、小さなデザイン会社、個人事業では、業務で既にバリバリ使われている方もいらっしゃいます。
このあたり、他の3D-CADに比べて、コスト、機能面でのアドバンテージは相当あったとしても、業務への導入については、各企業の方針に大きく左右されるかもしれません。
Fusion 360ブースの中で特に人気のあった展示品
Fusion 360 で設計され、3Dプリンタで製作された義手です。
大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部の先生が開発されたものだそうです。
小型バッテリー内蔵で、腕の筋肉の動きを検知して各関節が動きます。
私も動かしてみましたが、興味深い研究だと思います。
機構設計はもちろん、各種解析や有機的な曲面生成も可能にするFusion 360は3Dプリンタと非常に相性の良い3D-CADだと言えるのではないでしょうか。
※セミナーのご案内
7月29日(土)大阪で開催される、Fusion 360のセミナーに弊社社員が登壇いたします。
オートデスクから 担当者も参加。最新情報の提供も予定しています。
Fusion 360 クラウドベース3DCAD入門
主催:JAVC(日本ビジュアルコミュニケーション協会)