「第7回全天周コンテンツコンテスト」へ応募していたCG作品が、3月2日(土)富山市科学博物館で上映されました。
■主催:全天周コンテンツコンテスト実行委員会
■共催:芸術科学会
■協力:富山大学芸術文化学部
■上映主催:富山市科学博物館
■カテゴリ:Computer Graphics カテゴリ、実写カテゴリ
■部門:静止画、動画
私はCGカテゴリの静止画とCGカテゴリの動画にそれぞれ1作品ずつ応募しました。
プラネタリウムでの上映を前提としているので、通常の画像の形式とは当然異なります。
私が応募したデータは下記のような内容です。
静止画像
ドームマスター形式、4K(4096px×4096px)
ファイルフォーマット:JPEG
オーディオファイル:2ch WAV 形式
動画
ドームマスター形式、4K(4096px×4096px)、JPEGの連番ファイル
ファイルフォーマット:JPEG ファイル
フレームレート:30fps
オーディオファイル:2ch WAV 形式
下記のように、直径が4096pxとなる円の中に写したい画像を作成することになります。
静止画の場合はJPEGを1ファイルだけ作ればよいのですが、動画となると色々と手間がかかります。
3分間の動画では、3分×60秒×30フレーム=5400フレーム となり
JPEGファイルを5400個作成しなければなりません。
制作に使用したソフトウエアはAdobeのみ
Photoshop
After Effects
Premiere Pro
画像の動きについては、After Effects上で編集し、5400個のJPEGファイルを書き出しますが、画像の解像度が大きいので、書き出しにはかなり時間がかかりました。
プラネタリム上映の前に開催された研究発表会で、応募した作品の発表をさせていただきました。
各作品の研究発表が終わった後、応募作品のプラネタリウム上映会が開催されました。
会場内には一般の観客の方々もいます。
作品の制作段階では、平面ディスプレィ上のチェックしかできません。
実際にプラネタリウムで見て、やっと本来の全天周映像を確認。
全天周コンテンツコンテンストは、ほぼ毎年開催されていますが、私は今回で5回目の応募となります。
次回のコンテストもまたトライしたいと考えています。