【構造解析】接触-接着の省略

構造解析-接触-接着 3Dデータ作成/3Dプリント

Inventorで構造解析を行う際の接触の取り扱いの一例を記事にしました。

この記事の動画は一番下にあります。

(1)箱(box)を作成し、その上に蓋(cover)を載せたアセンブリモデルです。蓋は4か所のボルトで固定され、各パーツには材料を設定しています。

箱のアセンブリモデル
半断面表示

(2)[環境]タブ>[開始]パネル>[構造解析]を実行します。

構造解析

(3)[解析]タブ>[開始]パネル>[スタディを作成]を実行します。

スタディを作成

(4)[新規スタディを作成]のダイアログボックスを確認し、[OK]をクリックします。

新規スタディを作成

(5)[拘束]パネル>[固定]を実行します。

固定拘束

(6)固定拘束の面として、4か所のボルト上面を選択します。

(7)[荷重]パネル>[荷重]を実行します。

荷重

(8)cover(蓋)に対して、上方向に100Nの荷重を設定します。

荷重

(9)[解析]パネル>[シミュレーション]を実行します。

シミュレーション

(10)変位を確認すると中央に集中しています。接触タイプが自動で接着になっている為、蓋の周囲が箱と接着されている状態です。

変位

(11)ブラウザの[接触]を展開し[接着]からboxとcoverの接着を省略します。

接触ー接着

(12)再度、 [シミュレーション]を実行します。

シミュレーション

(13) cover周囲の変位が確認できます。

変位

この記事の動画
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