私が本部理事を務めている日本図学会の2018年度 日本図学会春季大会が中部大学名古屋キャンパスで二日間に渡って開催されました。5月12日(土)に理事会、総会、学術講演がありましたが、私はあいにく参加できませんでした。二日目は図学教育研究会・デジタルモデリング研究会共催のイベントがあり、5月13日(日)のみ参加。
会場に到着すると、幾つかのポスター展示を発見。前回の秋季大会で弊社スタッフが作成したポスターも展示されていました。
前半はCADの変遷と利用の現状に関する話題提供として、建築設計およびプロダクトデザインの立場から見た講演を行っていただきました。残念ながら私は裏方役として会場外で後半の準備に取り掛かっていたので、じっくり内容を聴くことはできなかったのですが、講演された先生方から事前にお話を聴いていたので、概要を知ることができたのは良かったと思います。
後半はオートデスク社によるモデリング機能の広がりを中心とした話題での講演がありました。メインの話題は今回もやはりFusion 360です。ハンズオンセミナーが設定されていたので、私はフォローアップ要員として参加です。
Fusion 360のアップグレードの頻度もとても多く、立ち上げのメイン画像は昨日更新されていました。半年前に得た情報が既に古く感じる程に、開発スピードが早いソフトウエアだと思います。私自身、ビジュアルなプログラミングツールであるAutodesk Dynamo StudioはRevit(建築BIMソフト)向けと思い込んでいましたが、Fusion 360にも有効活用できることを、今回の講演であらためて知ることができました。
1つの形状を作るにしてもFusion 360では様々なアプローチの仕方があります。ハンズオンセミナーを受講された先生方は特にフリーフォーム機能(スカルプトモデリング)に興味を持たれたことと思います。今回TAとしてお手伝いいただいた大学生の皆さんも、あらためてこのソフトウエアの凄さを感じていた様子でした。
弊社が運営するCADスクールではFusion 360のトレーニングもおこなっております。
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